重いコンダーラ

ちゃぶ台が普及したきっかけは、大正デモクラシーの頃に社会主義者が家父長制を解体して家庭内の平等を実現するために「円卓に座って一家団欒を楽しもう」と提唱した事らしい。
ということは、星一徹がちゃぶ台を引っくり返した事は単なる乱暴ではなくて家父長としての自己の絶対的優位を飛雄馬やねえちゃんに再確認させるという極めて象徴的な行為と解釈できよう。